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ミヨシブランドを守る!最後の砦〜品質保証部〜

ミヨシの数ある部署の中でも、「ミヨシブランドの最後の砦」と呼ばれているのが品質保証部です。同部署は、製品が正しく作られているか、各種検査を通じて確認を行っています。また、お客様の現場においても、プラント設備の点検を行っています。

常に責任が伴う仕事ながら、品質保証部のメンバーは、日々生き生きと働いています。その理由はなぜなのか?今回は、品質保証部の中から育休・産休から復帰し、家庭と仕事の両立を目指す女性社員2名に仕事のやりがいや、職場の雰囲気など、リアルな声を伺いました!


【取材に協力してくれたのは、この2人!】

 

 

 


ミヨシの「品質保証部」に入りたかった!

【秦さん】

私は、地元の新居浜高専を卒業したのですが、将来は学校で学んだことを活かしたい、そして地元である新居浜市で就職したいと考えていました。ある日、ミヨシのインターンシップに参加した際に、関わった社員のみなさんの雰囲気の良さや、品質保証という仕事の内容に魅力を感じ、入社を決意しました。

 

【今村さん】

私も秦さんと同じで、新居浜市で働きたいと思い、地元企業である三好鉄工所に興味を持ちました。また、製品の製造前から製造途中、完成後まで関わることのできる品質管理という仕事に魅力を感じました。会社の品質に関わる責任の重い仕事であるからこそ達成感も味わえると考え、ミヨシの中でも、品質保証部を希望しました。

 

計画段階から納品まで!全てに関わる品質保証部の仕事

【秦さん】

品質保証部は、計画段階からお客様への納品まで、多くの業務に関わります。女性社員は現場での作業は少なく、主に工場で製作する配管や機器の検査を担当しています。入荷した材料の種類や数に間違いがないか、図面通りに作られているか、溶接部(金属を接合している部分)に不具合がないかなどを確認します。作業内容はカメラで撮影し、結果を報告書にまとめてお客様に提出します。

 

【今村さん】

私は入社後、しばらくして産休・育休に入ったこともあり、まだ品質保証部での業務経験は浅いです。秦さんをはじめ先輩方に丁寧に教えていただき、業務内容も理解できてきました。

 


大変な仕事だけれど、チームワークでカバー!

【秦さん】

品質保証の仕事は、検査をはじめ、材料、図面、法規、製作状況など、確認することがとにかく多いため、そこが大変だと思います。また、どうしても専門的な知識が必要なので、私も入社して最初の頃は特に苦労することが多かったですね。私たちの仕事は、ただ作業するのではなく、学ぶことがとても多いと感じます。責任感があって、探求心がある方には向いている仕事ではないでしょうか。

 

【今村さん】

私は今、知識不足で苦労しているところです。
少しでも知識をつけるために、現在は資格取得に向けた勉強をしています。非破壊検査をするためにとっておいた方が良い、超音波厚さ測定レベル1、浸透探傷試験レベル2、溶接管理技術者2級などの取得を目指しています。

 

【秦さん】

また、私たちの仕事はどうしてもお客様の工場が稼働していない時間など、限られた期間や時間でメンテナンスを行う必要があり、残業、休日出勤が多くなってしまう点も大変な部分かもしれません。しかし、私も今村さんも、子どもがまだ小さいので、休日出勤や残業をしないで済むようにチームのみなさんがサポートしてくれています。品質保証部には協力的な人たちが多く、とても良い雰囲気が流れていると思います。


仕事のやりがいとは?

【今村さん】

まだ数ヶ月しかちゃんと働けていないので、現時点では一人でこなせる仕事はそう多くはありません。ただ、先輩に聞くことなく、理解できる範囲が少しずつ広がったり、専門的な用語が分かるようになってきたので、それが自信に繋がっています。新人と呼ばれる期間は、「できることが増える」ことがやりがいだと感じています。先輩である秦さんに教わりながら仕事をしているのですが、お忙しい中でも分からないことはすぐ教えてくださるので、そのおかげでスムーズに仕事ができています。

【秦さん】

私がやりがいを感じるのは、製作する前段階で不備に気付き、トラブルを未然に防ぐことができたときです。確認することが多く大変だからこそ、確認したことが役に立ったと感じられたときは、とても達成感があります。


家庭と仕事の両立はできる?

【今村さん】

私は品質保証部に配属されて、すぐに妊娠が分かりました。この時期は、メンタル的に不安定になってしまうこともあったのですが、私が休んでいる間も、上司が定期的に面談をしてくださり、完全に連絡が絶たれるということはなく、不安も徐々に解消されました。入社して産休明けまで、約2年間まともに働けませんでしたが、私が帰ってくる場所を残してくださいました。お休みをいただいている間に、そんな温かいみなさんがいる職場に、戻りたいと思うようになりました。

 

もちろん、復帰をすることで、子どもとの時間が多くは取れなくなり、子どもに寂しい思いをさせてしまうのではないかと悩みましたが、時短勤務(9時~16時)にしてもらったことで、子どもと向き合う時間が確保できました。また、子育てだけではなく、家事をする時間もあるので、生活環境を過ごしやすく保つことができています。

 

【秦さん】

私も、妊娠中に働いているときは、チームのみなさんにはたくさん配慮してもらいました。例えば、重いものを持ってもらったり、原付バイクに乗らないで済むようにしてくれたり・・・。そのため、安心して産休・育休を取得することができました。

 

ただ、第一子の出産だったため、はじめての子育てで「品質保証部に戻って、続けられるのかな?」と、正直想像はできませんでした。しかし、現在は時短勤務で働かせてもらい、休日出勤もしなくても済むように、チームのみなさんがサポートしてくれており、そのおかげで、仕事と家庭の両立ができています。

 

【今村さん】

子どもがまだ小さいので、熱があって保育園に行けず、自宅で様子を見ないといけない日が多かったり、仕事中に保育園から呼び出しがあったりもしますが、品質保証部では、急な休みや早退も理解してくれるのでとてもありがたいです。


品質保証の仕事に誇りを持ち、長く働きたい

【秦さん】

やはり、私は品質保証という仕事にやりがいを感じていますし、とても恵まれた環境で働かせていただいているのを実感しています。今後も、この職場で働き続けたいなと考えています。

 

【今村さん】

品質保証の仕事は、根性が必要なこともあります。私は育児を通して、人としても強くなれたので、この根性を仕事でも見せていけたらと思っています。今後も産休・育休を取得することがあるかもしれませんが、きっとこの部署なら安心して復帰できると思います。そのときのために、必要な資格はなるべく早く取得し、できるだけ早く仕事を覚え、「ミヨシブランドの最後の砦」として一人前になりたいです!


あとがき

 

品質を守る責任感を、品質保証部の社員一人ひとりが持っているからこそ、ミヨシブランドは保たれているのだと、改めて感じました。

また、育休や産休というライフステージが変化したときでも、安心して休める環境を整えるチームワークの良さは、「関わる人全てのしあわせ」を願うミヨシならではではないでしょうか。

秦さん、今村さん、取材にご協力いただきありがとうございました!

お二人のご活躍をこれからも応援しています!